2015年8月17日月曜日

これまでの7年の振り返り(軽く)と思い切って書籍紹介

2008年10月に3年半のザンビア生活を終え日本に帰国した際、一緒に連れて帰ってきた当時1歳半だったこはるの日本での生活日記をつけようと思って書き出したこのこはる日和。記念すべき最初のポストはこはるには小さすぎるベッドの上で淋しそうにまるくなるこはるの写真だった。

更新も週に数回程度でしたが、2010年に家族が増え徐々に子供の成長記録をするのが目的に。2011年になるとともに妻の仕事でタンザニアに家族で引っ越し、僕が主夫になったのもあり、ますます子育てブログというような感じで、特に日本にいる両親や親戚に日々の生活を伝えようと毎日のように投稿してた。

2年のタンザニア生活を終え、半年ちょっと日本で過ごしたあと、ちょうと2年ほど前にエチオピアにお引っ越し。タンザニアに行った頃は何もわからなかった息子Rも飛行機に乗り慣れた立派な魔の2歳児。昨年3月に長女Nを授かり、エチオピアでの家族4人とこはる生活が始まり、このブログも気がつけばRとNがついていた。(つけたんだけど)

最近は不惑を過ぎたからか、いろんな意味で地に足がついてきた感じはするものの、いつまでたっても子育てというのがわからない。子どもたちとともに親も成長するものなんだろうけど、自分はまだまだ至らないところが多く、自己嫌悪になることも多々ある。これから、というよりこれまでも含めこのブログは単なる子どもの成長の記録ではなく、親としての僕の成長の記録になり、やがて子どもたちが大きくなった時、子どもの成長を振り返るだけでなく、親としての僕自身の成長を振り返ることができたらいいなぁ、と思う。成長できるように楽しみながらも頑張らないといけないということ。

長くなったけど、勢いで書籍紹介。

恥ずかしながら僕も息子に手を挙げたことがあるし、ひどい言葉を浴びせたこともあります。自分では虐待だったとも思います。でも、子どもにとって虐待とはおそらく親が思う以上に重いものなんだと改めて気がつかされる一冊です。


タンザニアでの主夫時代、イクメンと言われるのが嫌だったんです。子育てについては、女性が矢面に立たされるのが普通となっていますが、仕事と子育てって本当はどうなのよ?って実はあまり考えたことないでしょ?この一冊は日本の社会を考える上でも素晴らしい一冊です。


ちょっと前、社会福祉士の勉強をしていましたが、母子家庭は日本で相対的に貧困状態にあるとされるくらい経済的に苦しんでいます。それは結婚に対する社会的な考え方、日本社会における女性の地位の他にも労働環境や社会保障等いろいろな要因があると思いますが、現状を理解する上でこの一冊はおすすめです。


恥ずかしながら居所不明児童という言葉は全然知らなかったです。子どもの安全を守るにはどうするか。母子家庭、児童虐待と複雑に関係する居所不明という子どもたち。日本にこういう現実があるとは正直知らなかったですが、家族の幸せ、地域の幸せを考えると決して他人事ではないはず。セットでおすすめしたい一冊です。


タンザニアで主夫をしている時に、お母さん友達に借りた主婦の友はたくさんの心に響く言葉が詰まっていてよく癒されたなー。

0 件のコメント: